お葬式のマナー ブログ 2026.10.23

香典は郵送してもいい?現金書留の送り方・料金・添え状の文例を分かりやすく解説✉️

「遠方で、お通夜にも告別式にも行けない…😢」

「香典を送りたいけれど、どう送ればいいの?💦」

「添え状には、何を書けばいいのかな…」

訃報を受けても、遠方や仕事、体調などの事情で、参列できないことがあります。そんなとき、香典を郵送して、ご遺族に弔意を伝える方法があります。

この記事では、香典を郵送するときの手順や料金、添え状の書き方を、葬儀の専門家の視点から分かりやすくご紹介します✨

この記事でわかること📝

  • 郵送の可否:香典は郵送できます。現金は、現金書留で送ります。

  • 郵送するとき:遠方や体調などの事情で、参列できないときに選ばれます。

  • 金額の目安:参列する場合と同じ考え方で、関係性や年齢に合わせて決めるのが一般的です。

  • 送り方:香典袋に包み、添え状とともに現金封筒に入れて、郵便局の窓口から出します。

  • 料金:香典が10,000円までの場合、現金書留の料金は611円が目安です。

  • 添え状:お悔やみの言葉と、参列できなかったおわびを短く書きます。 

  • 大切なこと:形式にとらわれすぎず、ご遺族を思う気持ちを丁寧に伝えることが大切です。

香典は郵送してもいい?📮

香典は、郵送できます。ただし、現金は現金書留で送ります⚠️


香典を郵送するのは、失礼にあたらないのでしょうか?

失礼にはあたらないとされています。参列できないときに、弔意を伝える方法の一つです。大切なのは、正しい方法で、丁寧に送ることです。

現金を送るときは、日本郵便の専用の現金封筒を使い、必ず現金書留にするよう案内されています。専用の現金封筒は、のし袋も入る大きさです。
(出典:日本郵便「書留」)

香典を郵送するのは、どんなとき?🕊️

郵送が選ばれるのは、次のような場面です✉️

  • 遠方に住んでいて、日程までに駆けつけられないとき

  • 仕事や体調の事情で、参列を見送らざるをえないとき

  • 訃報を、葬儀が終わったあとに知ったとき

郵送のほかにも、参列する友人に預ける方法や、後日弔問してお渡しする方法があります。弔問は、ご遺族の都合を確認してから伺います。状況に合う方法を選ぶとよいでしょう。

郵送する香典の金額の目安は?💴

香典の金額は、故人との関係性や自分の年齢、地域によって異なるとされています。郵送する場合も、参列するときと同じ目安で考えるのが一般的です。

香典の金額の目安

・友人・知人:5,000円〜10,000円 

・職場関係:5,000円〜10,000円

・近所の方:3,000円〜5,000円

・親族:10,000円〜50,000円程度(続柄や年齢で幅があります)

金額は、4や9など「死」「苦」を連想させる数字を避けるとされています。迷ったときは、親族や周囲の方に相談して決めるとよいでしょう。

現金書留で香典を送る手順📮

手順は、次の4つです。

「包む」「添え状を書く」「現金封筒に入れる」「窓口で出す」の4ステップを示した図

① 香典袋に包んで、住所と氏名を書く✍️

香典袋の表書きは、仏式では「御霊前」や「御香典」と書くのが一般的です。宗教や宗派が分からないときは、ご遺族や葬儀社に確認すると安心です。

お札は、新札を避けるとされています。新札しかないときは、一度折り目をつけてから包みます。

中袋には、表に金額、裏に住所と氏名を書きます。郵送では、誰からの香典かがご遺族に伝わるよう、住所と氏名を省かずに書いておきます。

② 添え状を書く✍️

便箋1枚に、お悔やみの言葉とおわび、香典を同封した旨を書きます。詳しい書き方は、このあとの「香典の添え状の書き方と文例」でご紹介します。

③ 現金封筒に入れて、宛名を書く✉️

現金封筒は、郵便局の窓口で売っています。売価は21円です。香典袋と添え状を入れて、封をします。

宛先は、喪主の氏名とご自宅の住所です。差出人の住所と氏名も、忘れずに書きます。現金書留には、手紙も同封できます。

(出典:日本郵便「現金書留で現金と物品や手紙を同封して送ることはできますか?」)

④ 窓口で差出票を書いて出す✉️

郵便局に備え付けの「書留・特定記録郵便物等差出票」に必要事項を記入し、窓口に出します。

このとき、香典の金額を損害要償額として申し出ます。申し出がない場合の損害要償額は、10,000円です。また、封筒に入れた現金の額を超えて申し出ることはできません。

控えの受領証には、引受番号が書かれています。この番号で、配達状況を追跡できます。(出典:日本郵便「書留」)

現金書留で香典を送る料金の目安💴

現金書留の料金は、「基本料金+現金書留の加算料金+現金封筒代」で決まります。

基本料金は、定形郵便物(50 g以内)なら110円です。現金書留の加算料金は、損害要償額が10,000円までなら480円です。10,000円を超える場合は、5,000円ごとに11円が加わります。上限は500,000円です。

現金書留の料金の例(定形郵便・50 g以内の場合)

香典の金額 10,000円まで 30,000円 50,000円 100,000円
基本料金 110円 110円 110円 110円
現金書留の加算料金 480円 524円 568円 678円
現金封筒 21円 21円 21円 21円
合計 611円 655円 699円 809円

香典が10,000円までの場合は、合計611円が目安です。急ぐときは、速達の加算料金(250 gまで)の300円が別に加わります。

封筒や香典袋、添え状の重さやサイズによっては、基本料金が変わる場合があります。正確な料金は、窓口で確認しておくと安心です。

(出典:日本郵便「国内の料金表(手紙・はがき)」/日本郵便「オプションサービスの加算料金一覧」/日本郵便「書留」)

香典の添え状の書き方と文例✍️

添え状は、便箋1枚に簡潔にまとめるのが一般的です。書く内容は、次の4つです。

  • お悔やみの言葉

  • 参列できなかったおわび(理由は短く。病気や事情を詳しく書く必要はありません) 

  • 香典を同封した旨

  • ご遺族の体調をいたわる結びの言葉

言葉選びでは、忌み言葉に注意します。「重ね重ね」「たびたび」「また」「再び」などは、不幸が重なることを連想させるため避けるとされています⚠️「死亡」「死去」は、「ご逝去」「亡くなる」と言い換えます。

また、「頑張って」「元気を出して」といった励ましや、死因を尋ねる表現は控えます。

長い文章を書こうとしなくても大丈夫です🍀「お悔やみ」と「参列できなかったおわび」をひとこと添えるだけで、気持ちは伝わります✨

添え状のイメージ

お悔やみの手紙は、句読点を使わない書き方が丁寧とされることがあります。以下の文例も、句読点を使わず、空白と改行で区切っています。〇〇には、宛名や、ご逝去された方の続柄、参列できない理由などを入れてください。日付は、手紙を書いた日を入れます。

ご逝去された方の続柄は、ご遺族から見た敬称で書きます。続柄ごとの表記は、次のとおりです。

続柄の表記例(一例)

ご遺族から見た続柄 敬称
父 ご尊父様 / お父上様
母 ご母堂様 / お母上様
夫 ご主人様
妻 ご令室様 / ご令閨様
祖父 ご祖父様
祖母 ご祖母様

(出典:日本郵便「弔電(お悔やみ電報)のマナー」/NTT西日本「弔電を打つ際に活用できる「故人敬称一覧」」)

参列できない理由は、「遠方のため」「仕事の都合により」「体調がすぐれず」「訃報を知るのが遅れたため」など、「〇〇のため」の形で短く書きます。詳しく書きたくないときは、「やむを得ない事情により」とまとめても構いません。

友人・知人に送る場合の文例

〇〇様

このたびは ご逝去の知らせを受け 心よりお悔やみ申し上げます 本来であれば お別れに駆けつけるべきところ 〇〇のため 参列がかないませんでした 失礼をお許しください

心ばかりではございますが 香典を同封いたしました お納めください

お力落としのないよう どうぞご自愛くださいませ

令和〇年〇月〇日 〇〇〇〇(差出人の氏名)

職場関係の方に送る場合の文例

〇〇様

ご家族のご逝去の知らせを受け 謹んでお悔やみ申し上げます すぐに駆けつけたいところ 〇〇のため 参列できず 申し訳ございません

心ばかりですが 香典を同封いたしました お納めください

お仕事のことは どうぞご心配なさらず お体を大切にお過ごしください

令和〇年〇月〇日 〇〇〇〇(差出人の氏名)

親族に送る場合の文例

〇〇様

〇〇のご逝去の知らせを受け 悲しみに堪えません 安らかな旅立ちをお祈りいたします

お別れに伺えず 申し訳なく思っております 同封の香典を お供えいただければ幸いです

どうぞお力落としのないよう ご自愛ください

令和〇年〇月〇日 〇〇〇〇(差出人の氏名)

香典を郵送する時期と、送る前に確認したいこと⏰

送る時期は、葬儀のあとが一般的です

葬儀の直後は、ご遺族が慌ただしい時期です。少し落ち着いた頃合いを見て送るのが一般的です。訃報を後から知ったときも、気づいた時点で、遅れたおわびを添え状に書いて送ります。

香典を辞退されているときは、送らないのが基本です

訃報の案内に「香典辞退」と書かれている場合は、ご遺族の意向を尊重して送りません。気持ちは、お悔やみの手紙や弔電などで伝える方法があります。

宛先は、喪主あてにします

宛先は、喪主の氏名と自宅の住所です。訃報の連絡や案内から確認します。住所が分からないときは、共通の知人や職場などに聞いてみるとよいでしょう。

よくある質問📝

Q. 現金書留は、ポストに入れてもいいですか?

A. 現金書留は、郵便局の窓口に出します。

備え付けの差出票に記入して、窓口で手続きをします。受付時間は郵便局によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。

Q. 相手が不在のときは、どうなりますか?

A. 書留は、不在の場合に再配達の依頼ができます。

配達の希望日や時間帯を指定することもできます。(出典:日本郵便「書留」)

Q. 郵送した香典には、香典返しが届きますか?

A. 香典をいただいた場合は、香典返しをお渡しするのが一般的なマナーとされています。

気を遣わせたくないときは、添え状に「ご返礼のお気遣いは不要です」と書き添える方法もあります。

まとめ:離れていても、気持ちが伝わる香典の送り方を🍀

香典を郵送するときは、現金書留を使い、添え状でお悔やみの気持ちを添えます。手順と料金を知っておけば、慌てずに準備できます。

形式にとらわれすぎる必要はありません。ご遺族を思いやり、丁寧な言葉で届けることが、いちばんの弔意になります。

 

この記事が、みなさまの葬儀に関する疑問や不安を解消し、安心して故人を送るための一助となれば幸いです🌸

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haru

👩‍💻 こんにちは!プリエで主にWEBやSNSを担当しているharuです✨皆さんの「困った...どうしよう?」に寄り添い、分かりやすく情報をお届けします📖💡 相続や空き家などの、複雑で難しい問題をお客様と一緒に考える時にやりがいを感じます😊趣味は読書📚とガーデニング🌿🌸好きな言葉は「備えあれば憂いなし」💪✨どんな小さなことでもお気軽にご相談ください💕

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