月命日とは?祥月命日との違いやお参りのポイントを分かりやすく解説
「毎月きちんとお参りしないと、失礼にあたるのかな…?」
大切な方を亡くされたあと、ふとカレンダーを見て「あ、今日だ💦」と気づく日がありますよね。
でも、命日・祥月命日・月命日と似た言葉が多く、「結局どう違うの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、月命日の意味や祥月命日との違い、お参りで何をすればいいのかを、葬儀の専門家の視点からご紹介します。
この記事でわかること📝
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月命日とは:故人が亡くなった日にちが、祥月命日を除いて毎月めぐってくる日のことです。
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祥月命日との違い:祥月命日は年に1回、月命日は年に11回訪れる点が異なります。
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月命日にすること:お仏壇やお墓へのお参り、お花やお菓子のお供えが基本です。
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法要の要不要:月命日に大がかりな法要をおこなう必要はありません。
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大切なこと:毎月きちんとおこなえなくても、失礼にはあたりません。
月命日とは?「命日」「祥月命日」との違い📅

命日・祥月命日・月命日は、似ているようで指している日が異なります。
たとえば、1月23日に亡くなった方の場合で整理してみました。
| 呼び方 | 意味 |
| 命日(めいにち) | 故人が亡くなった、その年月日そのもの(例:2024年1月23日) |
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祥月命日 (しょうつきめいにち) (しょうげつめいにち) |
命日と同じ月日が、翌年以降に毎年めぐってくる日(例:毎年1月23日) |
| 月命日(つきめいにち) | 祥月命日を除き、命日と同じ日にちが毎月めぐってくる日(例:毎月23日) |
祥月命日は年に1回だけですが、月命日はそれ以外の月に毎月訪れるため、1年間で11回あることになります。
なお、ここでは分かりやすさのために「命日」「祥月命日」を分けて説明していますが、日常会話では、毎年めぐってくる祥月命日のことも、単に「命日」と呼ぶのが一般的です。以下では、読みやすさを優先して「祥月命日(命日)」と表記します。
一周忌や三回忌などの年忌法要は、この祥月命日(命日)に合わせておこなわれるのが一般的とされています。
一方で、月命日は毎月のことなので、法要のような大がかりな形式ではなく、日々の中で故人を偲ぶ日、という位置づけとされています。
なお、浄土真宗では、亡くなった方は臨終後すぐに極楽浄土へ往生し、仏になるという教えがあるため、他宗派のような「追善供養」の考え方はないとされています。
月命日や祥月命日(命日)も、故人の冥福を祈る日というより、仏法に触れ、故人を偲ぶご縁の日として大切にされているといわれています。
宗派によって考え方に違いがあるため、詳しくは菩提寺に確認しておくと安心です。
ここで、「31日に亡くなった場合はどうなるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
4月や6月、9月、11月など、31日が存在しない月もあります。このような場合は、その月の末日(30日)を月命日として供養することが多いとされています。
うるう年ではない年の2月29日が命日の場合も、同様に2月28日を月命日とする考え方が一般的です。
月命日には何をするのが一般的?🤔
月命日にすることは、特別な儀式ではなく、日常の延長にある供養が中心です。
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お仏壇やお墓に手を合わせる
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新しいお花やお茶、お菓子などをお供えする
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故人の好きだったものを思い出しながら過ごす
こうした、ごく身近な形での供養が一般的とされています。僧侶を招いての読経や、参列者を招く法要は、月命日ではおこなわないのが基本です。
「今日は月命日だから、何か特別なことをしなければ」と身構える必要はなさそうですね。
僧侶に来てもらう「月参り」という習慣🙏
地域やお付き合いのある菩提寺によっては、月命日に僧侶が自宅を訪れ、仏壇の前で5〜10分ほどの短い読経をおこなう「月参り(つきまいり)」「月忌参り(がっきまいり)」と呼ばれる習慣が残っている場合があります。
この習慣は、地域や宗派によって根付き方に差があるとされています。親族が全員集まる必要はなく、その場にいる家族が一緒に手を合わせる程度でよいとされています。
お布施の金額に明確な決まりはなく、菩提寺との関係や地域によって差があるとされています。具体的な金額に迷う場合は、失礼のないよう、事前に菩提寺へ直接確認しておくと安心です。
お布施だけでなく、月参りをいつまで続けるかで悩む方は少なくないようです。厳密な決まりはなく、三回忌などの法要の節目を区切りに減らしていくご家庭もあれば、その後も長く続けるご家庭もあります。
負担に感じている場合は、法要などのタイミングで菩提寺に相談してみると、無理のない形を一緒に考えてもらえることが多いようです。
毎月きちんとやらなくても大丈夫👌
とはいえ、仕事や家事に追われる中で、毎月欠かさずお参りするのは、正直なところ簡単ではありません。遠方にお墓があって、毎月足を運べない方もいらっしゃると思います。
そんなときは、無理をする必要はありません。
お仏壇の前で少し手を合わせる、心の中で故人に語りかける、それだけでも十分な供養になるとされています。大切なのは「完璧に続けること」よりも、「故人を想う気持ちを忘れないこと」ではないでしょうか。
できる範囲で、ご自身の生活の中に無理なく取り入れていけたらいいなと思います。
形は毎月同じでなくても、故人を想う気持ちはきっとちゃんと伝わっているはずですよ🍀
月命日のお供え物の選び方💐

月命日のお供え物に、決まった形式はありません。
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お花:季節の花や、故人が好きだった花
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お菓子:和菓子や焼き菓子など、日持ちのするもの
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飲み物:お茶やコーヒーなど、故人が好きだった飲み物
華美なものである必要はなく、普段の生活の延長でお供えできるもので問題ないとされています。
毎月同じものでなく、季節や気分に合わせて少しずつ変えてみるのも、供養の時間を大切にする一つの方法かもしれません。
月命日に関するよくある質問(FAQ)
Q. 月命日に香典やお供えのお金は必要ですか?
A. 月命日はご家族だけで静かに過ごすのが一般的なため、香典やお供えのお金は基本的に必要ないとされています。僧侶に月参りをお願いする場合は、お布施が必要になります。
Q. 月命日と祥月命日(命日)で、供養の内容は変えるべきですか?
A. 祥月命日(命日)は年忌法要など、やや丁寧な供養をおこなう日とされる一方、月命日は普段のお参りやお供えで十分とされています。
Q. うっかりお参りを忘れてしまった場合はどうすればいいですか?
A. 気づいたタイミングで手を合わせれば問題ありません。日にちにこだわりすぎず、思い出したときに故人を偲ぶ気持ちを持つことが大切とされています。
Q. 月参りをやめたい場合、どう伝えればいいですか?
A. 直接的な断りにくさを感じる方もいるようですが、三回忌などの法要の節目に合わせて菩提寺に相談するのが一般的とされています。生活状況の変化を正直に伝えれば、頻度を減らすなど、無理のない形を提案してもらえることが多いようです。
まとめ:無理なく、心を込めて月命日を過ごすために🍀
月命日は、祥月命日(命日)を除いて毎月めぐってくる、故人の命日と同じ日にちのことです。
法要のような特別な儀式は必要なく、お仏壇やお墓への日々のお参りが中心なので、身構えずに始められます。
とはいえ、仕事や距離の都合で、毎月欠かさず続けるのが難しいこともあるはずです。
大切なのは完璧に続けることよりも、無理のない範囲で故人を想う気持ちを持ち続けることではないでしょうか。それが、何よりの供養につながるはずです✨
この記事が、皆様の葬儀に関する疑問や不安を解消し、安心して故人を送るための一助となれば幸いです🌸
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