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葬儀のあとに白木位牌が二つあるのはなぜ?それぞれの役割と四十九日までの扱い方🌿

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葬儀のあとに白木位牌が二つあるのはなぜ?それぞれの役割と四十九日までの扱い方🌿
2026年3月31日
投稿者 haru In お葬式の基礎知識

葬儀のあとに白木位牌が二つあるのはなぜ?それぞれの役割と四十九日までの扱い方🌿

大切な方とのお別れを終え、ご自宅に後飾り祭壇(四十九日までの仮の祭壇)を設置した際、「あれ?なぜか白木位牌(しらきいはい)が二つある…」と不思議に思われたことはありませんか?

葬儀の準備や進行は慌ただしく進むことが多く、葬儀社の方から説明を受けていたとしても、後になってから

「これはどういう意味があるのだろう?」
「どちらをどうやってお祀りすればいいの?」

と疑問が湧いてくるのはごく自然なことです🌸

位牌は故人様の魂が宿る大切なものですから、正しく、そして心を込めて扱いたいと願うご遺族様も多いことでしょう。

この記事では、白木位牌が二つ用意される歴史的な背景やそれぞれの役割、そして四十九日法要に向けてどのように扱っていけばよいのかを詳しくご紹介していきます。

ご供養の形は地域や宗派によっても異なりますが、基本的な知識を知ることで、心穏やかに故人様と向き合う時間を持つことができます🕊️

目次

  • なぜ?白木位牌が「二つ」用意される理由とは🕯️
    • 1.ご自宅でお祀りする「内位牌(うちいはい)」🏠
    • 2.お墓や火葬場へ向かう「野位牌(のいはい)」🌳
  • 現代における「野位牌」の行方と扱い方🪦
  • そもそも「白木位牌」とは?なぜ色が塗られていないの?🪵
    • 1. 「仮の住まい」であるという前提⏳
    • 2. ご遺族の「深い悲しみ」と「清らかさ」の表現💧
  • 四十九日へ向けて:白木位牌から「本位牌」へのバトンタッチ🤝
    • 本位牌(ほんいはい)の手配は早めに準備を✨
    • 選ぶ際のアドバイス📝
    • 四十九日法要当日の流れと、白木位牌のその後🍂
  • 宗派や地域による違いにも配慮を🕊️
  • まとめ:迷われたら一人で抱え込まずご相談を🌼

なぜ?白木位牌が「二つ」用意される理由とは🕯️

葬儀の際に白木位牌が二つ用意されるのには、古くからの日本の葬送文化が深く関わっていることがわかりました。

二つの位牌には、それぞれ明確に異なる役割と名前が与えられています。

それは「内位牌(うちいはい)」と「野位牌(のいはい)」です。

昔の日本では、現在のような火葬ではなく土葬が主流でした。

お葬式の際には、ご遺体を棺に納め、親族や村の人々が列をなして墓地まで歩いて向かう「野辺送り(のべおくり)」という儀式が行われていました。

この野辺送りの列において、故人様の魂の拠り所として必要だったのが「二つの位牌」なのです。

1.ご自宅でお祀りする「内位牌(うちいはい)」🏠

一つ目の位牌は「内位牌」と呼ばれます。

文字通り、家の「内(うち)」でお祀りするための位牌です。

葬儀が終わった後、ご自宅に設けられる中陰壇(ちゅういんだん・後飾り祭壇のこと)にご遺骨や遺影と共に安置されるのが、この内位牌です。

四十九日を迎えるまでの間、ご家族が毎日お線香をあげ、お水やご飯をお供えして、故人様の冥福を祈るための中心的な存在となります。

2.お墓や火葬場へ向かう「野位牌(のいはい)」🌳

二つ目の位牌は「野位牌」と呼ばれます。

こちらは家の外、つまり「野(の)」へ持っていくための位牌です。

かつての野辺送りでは、喪主様が内位牌を持ち、他の一族の方が野位牌を持って墓地まで行列して歩きました。

そして、ご遺体を埋葬した土盛りのお墓の上に、この野位牌を突き刺して置いて帰るという風習がありました。

雨風にさらされて自然に朽ちていくのを見守る、という意味合いもあったようです。

現代は火葬が主流となり、野辺送りの行列を見ることはほとんどなくなりました。

しかし、その「魂の拠り所を墓地までお連れする」という精神的な意味合いは残っており、現在でも葬儀の際に野位牌を用意し、火葬場へとお持ちするケースが多く見られます。

現代における「野位牌」の行方と扱い方🪦

内位牌が四十九日までご自宅の祭壇に置かれることは分かりやすいですが、「では、火葬場に持っていった野位牌はその後どうなるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。

現代における野位牌の扱いは、地域や菩提寺のお考え、または葬儀の形態によって大きく分かれます。

主なケースをいくつか見てみましょう。

  • 火葬場でお別れ・お焚き上げをするケース🔥
    火葬炉の前に野位牌を安置してお経をいただいた後、火葬場にそのままお納めして(または葬儀社が引き取って)処分・お焚き上げをするという地域があります。この場合、ご自宅に持ち帰るのは内位牌のみとなります。
  • お寺の位牌堂やお墓に安置するケース🛕
    火葬を終えた後、そのままお寺へ向かい、野位牌をお寺の位牌堂や本堂に四十九日まで安置していただくケースです。あるいは、すでに代々のお墓がある場合は、お墓の前に野位牌を仮置きするという伝統が残っている地域もあります。
  • ご自宅に二つとも持ち帰るケース🏡
    事情によりお寺やお墓にすぐに安置できない場合など、一時的に内位牌と野位牌の二つともをご自宅の後飾り祭壇に並べておくこともあります。

このように、野位牌の行方は様々です。

もしご自宅に二つの白木位牌があり、どうすればよいか迷われている場合は、ご親戚や菩提寺のご住職、あるいは担当した葬儀社に確認していただくのが一番安心です🌿

そもそも「白木位牌」とは?なぜ色が塗られていないの?🪵

ここで少し視点を変えて、そもそもなぜ葬儀の際には「白木(しらき)」の位牌が使われるのかについて調査してみました。

仏壇店などで見かける位牌は、黒い漆塗りに金箔が施された美しいものや、唐木(黒檀や紫檀など)で作られた立派なものが一般的です。

そもそも「白木位牌」とは?なぜ色が塗られていないの?🪵

これらは「本位牌(ほんいはい)」と呼ばれます。

一方、葬儀の時から四十九日まで使われるのが「白木位牌」です。

これには以下のような深い意味が込められていました。

1. 「仮の住まい」であるという前提⏳

仏教(多くの宗派)の教えでは、人が亡くなってから四十九日間は、あの世とこの世の間を旅している期間(中陰・ちゅういん)とされています。

白木位牌は、その旅の間だけ故人様の魂が宿る「仮の住まい(仮位牌)」です。

いずれは本位牌という「終の棲家」に移っていただくため、あえて簡素な白木で作られています。

2. ご遺族の「深い悲しみ」と「清らかさ」の表現💧

白木は、塗装や装飾を一切省いた無垢の木材です。

これには「突然の不幸であり、色を塗って立派に飾り立てる余裕などない」というご遺族の深い悲しみが表れていると言われています。

また、何も染まっていない純白の木肌は、清浄さやけがれのない状態を意味し、故人様が清らかな魂となって仏様の元へ旅立つことを祈る思いも込められています。

使われている配色にも様々な理由があるのが興味深いですよね。

四十九日へ向けて:白木位牌から「本位牌」へのバトンタッチ🤝

白木位牌(特にご自宅にある内位牌)は、四十九日の法要をひとつの区切りとして、そのお役目を終えます。

ここからは、今後の流れとご遺族が準備すべきことについてご紹介していきます。

本位牌(ほんいはい)の手配は早めに準備を✨

四十九日法要の当日には、白木位牌から本位牌へ魂を移す儀式(開眼供養・魂入れ)が行われます。

そのため、法要の日までに新しい本位牌を手元に用意しておく必要があります。

ここで注意したいのが「本位牌の作成には時間がかかる」ということです。

仏壇店などで本位牌を選び、戒名(法名・法号など)や没年月日、俗名、享年などを彫り込んだり書き入れたりしてもらうには、通常2週間から3週間程度の期間を要します。

「四十九日ギリギリにお店に行ったら、法要に間に合わない!」と慌ててしまうケースも少なくありません。

葬儀を終えてから最初の1〜2週間は、様々な手続きやご挨拶で心身ともにお疲れのことと思いますが、本位牌の手配だけは、少し落ち着いたタイミング(初七日が明けた頃など)で早めに仏壇店へ足を運ばれることをおすすめします🛍️

選ぶ際のアドバイス📝

本位牌には様々なデザインがあります。伝統的な春日型や猫丸型といった漆塗りのものから、現代の洋風なリビングにも馴染むモダンなデザイン、クリスタルガラス製のものまで多種多様です。

選ぶ際のポイントは、すでにお仏壇に先祖代々の位牌がある場合は、その位牌の大きさやデザイン、高さに合わせるとバランスが良くなります(ご先祖様より大きくならないようにするのが一般的です)。

もし初めて位牌を作る場合は、ご自宅のお部屋の雰囲気や、故人様のお人柄に合ったものを選ぶのがオススメです🌻

四十九日法要当日の流れと、白木位牌のその後🍂

四十九日法要の当日、ご遺族は「白木位牌」と新しく作った「本位牌」の両方を、法要の会場(お寺やご自宅、セレモニーホールなど)へ用意します。

ご住職の読経により、白木位牌から本位牌へ故人様の魂が移されます。

魂が移ったあとの本位牌は、ご自宅に持ち帰り、お仏壇に大切に安置して今後も末永くご供養を続けていきます。

一方で、役目を終えた白木位牌(内位牌・野位牌ともに)は、ご住職に引き取っていただき、お寺でお焚き上げ(焼却して浄化する儀式)をしていただく流れとなります。

ご自身で一般ゴミとして処分するようなことは避け、必ず宗教者(ご住職など)にお任せするようにしてください🔥

宗派や地域による違いにも配慮を🕊️

ここまで一般的な白木位牌の二つの役割や流れについてお伝えしてきましたが、仏教の宗派や日本各地の地域性によって、位牌に対する考え方は大きく異なる場合があります。

たとえば、浄土真宗(じょうどしんしゅう)の教えでは、「亡くなった方は阿弥陀如来のお導きにより、すぐに浄土に生まれて仏様になる(往生即成)」とされています。

そのため、あの世とこの世をさまよう期間(中陰)という概念がなく、基本的には魂が宿る「位牌」というもの自体を作りません。

浄土真宗では、位牌の代わりに「過去帳(かこちょう)」や「法名軸(ほうみょうじく)」を用いてご先祖様を記録・ご供養します。

ただし、葬儀の期間中だけは、便宜上(ご遺族の心の整理のためや、儀式の形式として)白木位牌を用いることもあります。

また、地域によっては白木位牌を最初から一つしか用意しない所や、水塔婆(みずとうば)と呼ばれる木の板を野位牌の代わりにする所など、実に様々です。

「周りの家とはやり方が違うみたいだけれど…」と不安に思われるかもしれませんが、ご自身の地域の風習や菩提寺の教えに従うのが一番の正解となります🌸

まとめ:迷われたら一人で抱え込まずご相談を🌼

ご自宅に「白木位牌が二つある」理由は、古くからの野辺送りの名残であり、「ご自宅でお祀りする内位牌」と「お墓や火葬場へ向かう野位牌」という、それぞれに大切な役割があるためでした。

大切なご家族を亡くされた直後は、深い悲しみの中で慣れない手続きや法要の準備に追われ、心身ともに大きなご負担がかかる時期です。

まとめ:迷われたら一人で抱え込まずご相談を🌼

「これで合っているのかな?」「誰に聞けばいいのだろう?」と、些細なことでも不安になってしまうのは当然のことです。

ご供養の形やしきたりには様々なものがありますが、最も大切なのは故人様を偲び、感謝を伝える「ご遺族の温かいお心」です。

形式にとらわれすぎてご自身が疲弊してしまっては、故人様も心配されてしまいます。

わからないことや不安なことが出てきた時は、決してご遺族だけで抱え込まず、地元の風習に詳しい方や、信頼できるサポート窓口を頼ることも、お別れの時間を穏やかに過ごすための大切な方法です。

葬儀の事前準備から、もしもの時のご対応、そして今回ご紹介したような位牌やお仏壇の準備、四十九日法要などの葬儀後のアフターサポートに至るまで。

葬儀関連でお困りの際は、ぜひお気軽にコープ葬祭「プリエ」へご相談ください。

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投稿者:

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